コマツが３日ぶり反発、中国人民銀行の資金供給で景気下支え効果に期待

　コマツ<6301.T>が３日ぶり反発。株価は８月初旬以降、５日移動平均線を絡め一貫した上値指向にある。建設機械の世界トップで中国向けの売上比率の高いことで知られる。中国では一時の景気減速に対する懸念が後退しているが、これは政府当局の政策姿勢に対する期待感も背景にある。中国人民銀行は企業の資金繰りに万全を期す構えで、国有銀行５行を対象に５億元（日本円で約８兆７５００億円）の短期資金供給に踏み込んでおり、これに伴う景気下支え効果が期待される状況だ。同社株は中国関連株の筆頭に位置付けられており、株価にプラスの思惑となっている。

コマツの株価は１０時３２分現在２５０２．０円（△４４．０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）