<動意株・10日>(大引け)=アルプス、アートスパーク、山善など
アルプス電気<6770.T>=朝安後に切り返す。アップルが9日の新製品発表会で大画面採用の「iPhone6」や腕時計型端末の「アップルウオッチ」を発表。有力サプライヤーである同社株にも見直し買いが入った。また、急速にスマートフォン市場が拡大している中国では、これまでのローエンドスマホからミドルエンド機種に需要がシフトされ、高水準の伸びをみせている。スマホ搭載カメラ向けで手ぶれ補正のアクチュエーター需要が今後一段と拡大する可能性が高まっていることも、押し目買いを誘っている。
アートスパークホールディングス<3663.T>=後場一段高。同社はきょう、子会社のセルシスが台湾の美術系大学・専門学校にイラスト・マンガ制作コース用ソフトウェアとして「CLIP STUDIO PAINT」を提供すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。現在、台湾ではアート・デザイン関連の学科・コースを提供する大学・専門学校が約200校あり、学生が約8万人いるとされている。セルシスは、現地パートナー企業「グランテック」と連携し積極的に市場開拓していく意向を掲げている。
山善<8051.T>=後場一段高。8月19日につけた年初来高値842円を上回った。同社はきょう、精密機器専門商社の菱光社(東京都江東区)と資本業務提携すると発表。これが材料視されているようだ。菱光社が第三者割当増資により新株式4万4500株を発行し、山善がそのすべてを引き受けるかたちとなる。両社は販売協力や商品データベース分野の連携を進めるほか、測定・計測機器分野での共同購買や関連商品の開発などを進めていくとしている。
ミロク<7983.T>=ストップ高。9日の取引終了後、14年10月期連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は126億7000万円から129億円(前期比6.1%増)に見直したほか、営業利益は5億9000万円から8億5000万円(同38.6%増)、純利益は5億3000万円から8億円(同1.2%減)に増額した。猟銃事業や工作機械事業が順調なことが収益を押し上げている。
品川リフラクトリーズ<5351.T>=大幅高で新高値。15年3月期業績はJFEグループなどの増産志向で耐火物需要が回復、本業の儲けを示す営業利益は29.6%増の51億円見通しと急回復を果たす公算が大きい。JR東日本や東京都による品川駅周辺の再開発も、不動産事業にも展開する同社にとって株高思惑につながっている。9月5日申し込み現在で信用買い残は141万5000株と比較的軽く、PERやPBRなど指標面の割安さと合わせて、短期資金の追随買いを誘導している。
日本ピストンリング<6461.T>=4日続伸で年初来高値更新。自動車用エンジン部品が北米や欧州などで好調で、15年3月期営業利益は前期比36.4%増の24億円と好変化が見込まれている。また、アベノミクスが掲げる新成長戦略では2020年までにロボット市場を製造分野で現在の2倍にする方針が示されており、高性能の産業ロボットへの需要が高まることが予想される。そのなか同社が手掛けるリンク機構のクランクモーションを利用した継手(シュミットカップリング)は新しい伝達機構で正確な回転・回転角を伝えることからロボット分野でも活躍が期待され、市場でも注目されているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
アートスパークホールディングス<3663.T>=後場一段高。同社はきょう、子会社のセルシスが台湾の美術系大学・専門学校にイラスト・マンガ制作コース用ソフトウェアとして「CLIP STUDIO PAINT」を提供すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。現在、台湾ではアート・デザイン関連の学科・コースを提供する大学・専門学校が約200校あり、学生が約8万人いるとされている。セルシスは、現地パートナー企業「グランテック」と連携し積極的に市場開拓していく意向を掲げている。
山善<8051.T>=後場一段高。8月19日につけた年初来高値842円を上回った。同社はきょう、精密機器専門商社の菱光社(東京都江東区)と資本業務提携すると発表。これが材料視されているようだ。菱光社が第三者割当増資により新株式4万4500株を発行し、山善がそのすべてを引き受けるかたちとなる。両社は販売協力や商品データベース分野の連携を進めるほか、測定・計測機器分野での共同購買や関連商品の開発などを進めていくとしている。
ミロク<7983.T>=ストップ高。9日の取引終了後、14年10月期連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は126億7000万円から129億円(前期比6.1%増)に見直したほか、営業利益は5億9000万円から8億5000万円(同38.6%増)、純利益は5億3000万円から8億円(同1.2%減)に増額した。猟銃事業や工作機械事業が順調なことが収益を押し上げている。
品川リフラクトリーズ<5351.T>=大幅高で新高値。15年3月期業績はJFEグループなどの増産志向で耐火物需要が回復、本業の儲けを示す営業利益は29.6%増の51億円見通しと急回復を果たす公算が大きい。JR東日本や東京都による品川駅周辺の再開発も、不動産事業にも展開する同社にとって株高思惑につながっている。9月5日申し込み現在で信用買い残は141万5000株と比較的軽く、PERやPBRなど指標面の割安さと合わせて、短期資金の追随買いを誘導している。
日本ピストンリング<6461.T>=4日続伸で年初来高値更新。自動車用エンジン部品が北米や欧州などで好調で、15年3月期営業利益は前期比36.4%増の24億円と好変化が見込まれている。また、アベノミクスが掲げる新成長戦略では2020年までにロボット市場を製造分野で現在の2倍にする方針が示されており、高性能の産業ロボットへの需要が高まることが予想される。そのなか同社が手掛けるリンク機構のクランクモーションを利用した継手(シュミットカップリング)は新しい伝達機構で正確な回転・回転角を伝えることからロボット分野でも活躍が期待され、市場でも注目されているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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