36円高、3日ぶり反発も上値に重さ
8日の東京株式市場は反発。好調な米国株が支えとなったが、国内の弱い景気指標が上値を重くした。
大引けの日経平均株価は前日比36円高の1万5705円と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は17億7744万株、売買代金概算は1兆5240億9000万円。値上がり銘柄数は1272、対して値下がり銘柄数は455、変わらずは96銘柄だった。東証1部全体の約7割の銘柄が上昇したが、主力株の物色人気はまばらで全体売買代金も1兆5000億円台と低調だった。
本日の東京市場は、前週末の米国株市場が早期利上げ思惑の後退から堅調に推移したことを受けて、朝方は買い先行で始まった。しかし、為替が円安一服となっていることや、寄り前に発表された4~6月期GDP改定値が速報値から下方修正されるなど、国内景気に対する不透明感が上値を重くしマイナス圏に沈む場面もあった。また、後場取引時間中に発表された8月の景気ウォッチャー調査で街角景気を示す現状判断指数が4カ月ぶりに悪化したことなども、買い手控え感を助長している。一方、内閣改造を終えて、政府の景気・株価対策への期待感もあって下値に対しても底堅かった。
個別では、ソフトバンクが商いを集めて高い。ファナック、エプソンも堅調。市光工がストップ高で買い物を残した。シーイーシーが買われ、若築建、旭有機も急伸。WOWOW、フルキャストHDが上昇、山一電機も値を飛ばした。半面、カシオが軟調、楽天も値を下げた。古河電池、マネパGなども値を崩している。KLab、ハピネット、コロプラなども売られた。
大引けの日経平均株価は前日比36円高の1万5705円と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は17億7744万株、売買代金概算は1兆5240億9000万円。値上がり銘柄数は1272、対して値下がり銘柄数は455、変わらずは96銘柄だった。東証1部全体の約7割の銘柄が上昇したが、主力株の物色人気はまばらで全体売買代金も1兆5000億円台と低調だった。
本日の東京市場は、前週末の米国株市場が早期利上げ思惑の後退から堅調に推移したことを受けて、朝方は買い先行で始まった。しかし、為替が円安一服となっていることや、寄り前に発表された4~6月期GDP改定値が速報値から下方修正されるなど、国内景気に対する不透明感が上値を重くしマイナス圏に沈む場面もあった。また、後場取引時間中に発表された8月の景気ウォッチャー調査で街角景気を示す現状判断指数が4カ月ぶりに悪化したことなども、買い手控え感を助長している。一方、内閣改造を終えて、政府の景気・株価対策への期待感もあって下値に対しても底堅かった。
個別では、ソフトバンクが商いを集めて高い。ファナック、エプソンも堅調。市光工がストップ高で買い物を残した。シーイーシーが買われ、若築建、旭有機も急伸。WOWOW、フルキャストHDが上昇、山一電機も値を飛ばした。半面、カシオが軟調、楽天も値を下げた。古河電池、マネパGなども値を崩している。KLab、ハピネット、コロプラなども売られた。