5日の株式相場見通し
5日の東京株式市場は、米8月の雇用統計発表を目前にして、買い手控えムードが強まりそうだ。日経平均株価は、9月に入って3日間で303円と大幅な上昇をみせたことで、4日は利益確定の売りが先行し反落となった。ただ、市場関係者からは「日経平均株価の下落幅が52円と小幅にとどまったことは地合いの強さの現れ」との見方も出ていた。
3~4日と開催された日銀の金融政策決定会合の結果が「現状維持」と発表されたことを受けて、現物株市場の昼休み中に、株価指数先物に仕掛け的な売りが出たものの、市場に動揺は広がらず、小幅安での推移が続いた。ただ、前日約1カ月ぶりに2兆円に乗せた東証1部の売買代金は、1兆7404億円と大幅に減少した。また、4日の東証1部の値下がり銘柄数は1287(値上がり銘柄数は403、変わらずは130)と、東証1部全体の7割に達し、目先的な微調整の可能性が高まっている。ただ、中期的な上昇トレンドに変化はない。
3~4日と開催された日銀の金融政策決定会合の結果が「現状維持」と発表されたことを受けて、現物株市場の昼休み中に、株価指数先物に仕掛け的な売りが出たものの、市場に動揺は広がらず、小幅安での推移が続いた。ただ、前日約1カ月ぶりに2兆円に乗せた東証1部の売買代金は、1兆7404億円と大幅に減少した。また、4日の東証1部の値下がり銘柄数は1287(値上がり銘柄数は403、変わらずは130)と、東証1部全体の7割に達し、目先的な微調整の可能性が高まっている。ただ、中期的な上昇トレンドに変化はない。