2つの出遅れ通貨比較
このところの為替市場の動きを見ていて不思議に感じることがあります。全般的に円安が進んでいる中、ポンド円とNZドル円の伸びが今一つと言うこと。ポンドについては今月18日に実施予定の住民投票でのスコットランドの独立の有無。世論調査によると独立賛成・反対の票がかなり拮抗していることから、その辺りを嫌気しての伸び悩みと言うことは理解できます。
一方で、NZはと言うと、相変わらず乳製品価格の下落が続いているという理由での伸び悩みとされていますが、それは今に始まったものではありませんし(フォンテラ株は崩れていません)、私自身が納得できる理由が見当たりません。
このところ発表されている豪州の経済指標は軒並み市場予想を上回っています。それに対し、NZでは経済指標の発表がなく、結果として豪ドル>NZドルの力関係になっているのではないでしょうか。と言うことになれば、現在のNZドル円は市場の視界から漏れているだけであり、いずれその出遅れは解消されるのではないかと言うのが私の見立てです。相場の基本は「金利の高いところにマネーは流れる」です。
市場のギャップを先取りし、ポジションを仕込んでおくというのも一考ではないでしょうか。
一方で、NZはと言うと、相変わらず乳製品価格の下落が続いているという理由での伸び悩みとされていますが、それは今に始まったものではありませんし(フォンテラ株は崩れていません)、私自身が納得できる理由が見当たりません。
このところ発表されている豪州の経済指標は軒並み市場予想を上回っています。それに対し、NZでは経済指標の発表がなく、結果として豪ドル>NZドルの力関係になっているのではないでしょうか。と言うことになれば、現在のNZドル円は市場の視界から漏れているだけであり、いずれその出遅れは解消されるのではないかと言うのが私の見立てです。相場の基本は「金利の高いところにマネーは流れる」です。
市場のギャップを先取りし、ポジションを仕込んでおくというのも一考ではないでしょうか。