29日の株式相場見通し
29日の東京株式市場は、寄り付き前に発表される7月の鉱工業生産指数(速報値)の影響に加え、週末を前にして利益確定売り姿勢が強まることも予想されるため、日経平均株価は続落となりそうだ。時価に接近してきた25日移動平均線(1万5399円=28日)との攻防も関心を集めるものとみられる。
7月の鉱工業生産指数は、消費増税導入に伴う前倒し需要で反動減となった4~6月期からの立ち直り具合を判断する試金石となるが、自動車販売などの7月の月次受注は芳しくなく、警戒感が強まっている。
また、今週前半に1ドル=104円台に何度か乗せた円相場も、ここにきて円安・ドル高傾向に歯止めが掛かる動きとなっており、これも買いの手を出しづらい理由となっている。
28日の東京株式市場は、買い手控えムードが強まるなか全般軟化推移となり、日経平均株価終値は、前日比74円安の1万5459円と反落した。主力株の動きが鈍い一方で、リニア中央新幹線などのテーマに沿った中小型材料株への物色意欲は引き続き旺盛だ。
7月の鉱工業生産指数は、消費増税導入に伴う前倒し需要で反動減となった4~6月期からの立ち直り具合を判断する試金石となるが、自動車販売などの7月の月次受注は芳しくなく、警戒感が強まっている。
また、今週前半に1ドル=104円台に何度か乗せた円相場も、ここにきて円安・ドル高傾向に歯止めが掛かる動きとなっており、これも買いの手を出しづらい理由となっている。
28日の東京株式市場は、買い手控えムードが強まるなか全般軟化推移となり、日経平均株価終値は、前日比74円安の1万5459円と反落した。主力株の動きが鈍い一方で、リニア中央新幹線などのテーマに沿った中小型材料株への物色意欲は引き続き旺盛だ。