<話題の焦点>=アナ雪人気が波及、映像ソフト・ゲーム小売りに注目

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/27 12:14
 ゲオ・ホールディングス<2681.T>が22日、7月16日に発売された「アナと雪の女王」のDVDおよびブルーレイディスクのゲオでの販売数が8月20日までの5週間で21万枚を突破し過去最高を記録したと発表。また、7月10日に発売した「妖怪ウォッチ2 本家/元祖」のゲームソフト販売本数が8月20日までの6週間で35万本を突破したと発表した。

 「アナと雪の女王」「妖怪ウォッチ2 本家/元祖」は今年前半を代表するエンターテインメントソフトだ。「アナと雪の女王」、通称「アナ雪」は、3月に全国約600スクリーンで公開されるやいなや人気化。8月21日現在で興行収入が254億円強となり、歴代映画興行成績で3位となった。映画公開中のDVD・BD発売は異例で、劇場に行くことのできなかった人たちからの関心を呼んでいる。

 一方の「妖怪ウォッチ」は、昨年7月にニンテンドー3DS用ソフトの第1弾ソフトがレベルファイブ(福岡市中央区)から発売。クロスメディア作品として企画され、1月にアニメが放送されると人気が爆発。同時期に玩具の妖怪メダルが発売されると、品薄になるほどの人気商品となり、社会現象にもなった。「妖怪ウォッチ2 本家/元祖」はその第2弾ソフトだ。

 双方とも「超」がつくほどの人気作品だけに、好影響は販売元だけにとどまらない。トップカルチャー<7640.T>テイツー<7610.T>など映像ソフトやゲームを販売する専門店は既存店が苦戦するなど厳しい状況下にあるだけに、ヒット作出現には要注目だ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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