盟和産が９月１２日付で東証１部銘柄に指定、９月中間期業績予想の上方修正なども発表

　盟和産業<7284.T>がこの日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、９月１２日付で東証２部から東証１部に指定されることになったと発表した。これに伴い、従来中間・期末各１円５０銭の年間３円を予定していた配当について、期末に記念配当１円を実施し中間１円５０銭、期末２円５０銭の年間４円にすると発表した。
　また、東証１部指定に合わせて、７２０万株の公募による自社株の処分と１０４万３０００株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施し、最大で９億９９４４万円を調達すると発表した。調達した資金は借入金の返済や、北米や中国子会社の設備投資に充当させるとしている。
　同時に、第２四半期累計（４～９月）連結業績見通しについて、売上高を従来予想の９７億円から１００億円（前年同期比０．６％増）へ、営業利益を同２億２０００万円から２億８０００万円（同１７．６％増）へ、純利益を同１億２０００万円から１億３０００万円（同４９．０％減）へそれぞれ上方修正した。消費増税前の駆け込み需要の反動減の影響を見込んでいたが、影響が想定よりも小さかったことが要因としている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）