メディネット、樹状細胞ワクチン療法とスニチニブとの併用療法の臨床試験結果が米国がん免疫学会誌に掲載

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/20 15:59
 メディネット<2370.T>は20日取引終了後に、自己腫瘍(しゅよう)組織を用いた樹状細胞ワクチン療法とスニチニブとの併用療法の臨床試験結果が、米国がん免疫学会の学会誌に掲載されたと発表した。臨床試験は東京大学医学部附属病院と共同で、腎細胞がんを対象に手術で採取した患者自身の腫瘍組織を調製したもの(ライセート)を樹状細胞に導入する樹状細胞ワクチン療法と分子標的薬スニチニブを併用し、治療法の安全性と有効性を評価してきた。その結果、分子標的薬による免疫抑制状態の解除は、腫瘍組織を用いた樹状細胞ワクチンの免疫応答を高め、治療効果をより引き出すことが可能であることが示唆されるとしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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