20日の株式相場見通し
20日の東京株式市場はきょうの強調展開の余勢を駆って、やや買い優勢の地合いとなりそうだ。日経平均は昨年末以来の7日続伸で目先過熱感も警戒されるところだが、前週末と週明けの2日間は合計8円の上昇とほぼ横ばい。東証1部の騰落レシオもここ数日100%強の水準で落ち着いており、見た目ほど買い疲れ感はないとみる。
お盆休み明け後も低調な商いは気掛かりだが、これは裏返せば売り圧力の乏しさにも反映されている。今週末のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホール講演を前に積極的な買いは入れにくいが、とはいえ先高期待も底流しており、「とりあえず保有株のポジションもそのまま」というのが今の相場の実態であろう。
19日の東京市場は前日の欧米株の大幅高を受けて、朝方から大きく買い優勢でスタートしたが、寄り後は高値圏で膠着し、さながらベタ凪の水面を思わせる地合いだった。しかし、テクニカルでよく俎上に載る25日移動平均線を上回ってきたことはポイントで、相場のムードは悪くない。
お盆休み明け後も低調な商いは気掛かりだが、これは裏返せば売り圧力の乏しさにも反映されている。今週末のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホール講演を前に積極的な買いは入れにくいが、とはいえ先高期待も底流しており、「とりあえず保有株のポジションもそのまま」というのが今の相場の実態であろう。
19日の東京市場は前日の欧米株の大幅高を受けて、朝方から大きく買い優勢でスタートしたが、寄り後は高値圏で膠着し、さながらベタ凪の水面を思わせる地合いだった。しかし、テクニカルでよく俎上に載る25日移動平均線を上回ってきたことはポイントで、相場のムードは悪くない。