前田建が新高値、足もと受注高水準で上値指向強める

　前田建設工業<1824.T>が高い。新値圏でなお上値指向が強い。準大手ゼネコンで受注競争力が高く、収益力の高さが光る。「土木事業で４～６月期は東京外環道路の受注確保が大きく寄与」（業界アナリスト）したことから、受注高が前年同期比３割増の高い伸びをみせている。空港拡張工事では大型のＰＦＩ案件として注目される仙台空港や関西国際空港、伊丹空港などの運営権取得に意欲をみせており、思惑材料は豊富、信用倍率が１．０７倍と売り買い拮抗していることも需給妙味を醸し出している。

前田建の株価は１０時５３分現在９６５円（△１４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）