【買い】大同工業(東1)オートバイのチェーン世界No.1は企業は、●●●関連銘柄

著者:小野山功
投稿:2014/08/14 08:59

着工が今秋に迫る「リニア関連」との位置づけも。

大同工業(東1)

自動車やバイク、産業機械向けのチェーン製造大手。オートバイのチェーンは、世界No.1のシェアを誇ります。

二輪車用チャーンの販売数量が伸びていることや、円安の恩恵もあって業績は好調です。上場は1961年と古株ながら、14年3月期に上場来の最高純益を更新しました。

インドで10年ぶりに政権が交代し、経済改革に取り組むモディ新首相が誕生しましたが、外資規制が緩和されるとの思惑から、インドに強いスズキ<7269>の株価が堅調です。

大同工業は、オートバイのチェーンに強い会社です。インドといえば、二輪車!また、インドの二輪車市場で高いシェアを持つホンダ<7267>が主顧客ですので、インド向けの販売増が期待されます。

また、リニア中央新幹線がいよいよ「今秋着工」を迎えるため、土砂運搬用のコンベアなどが伸びることが見込まれるでしょう。

市場では、掘削機械の鉱研工業<6297>や、トンネルロックボルトのケーエフシー<3420>など、リニア関連銘柄が買われています。

大同工業は、PER(株価収益率)=9.8倍と出遅れており、今後、中期目線で見ても見直し余地は大きいとみております。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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