業績改善・上方修正で今後が期待できる熊谷組<1861>
土木・建設工事、環境工事、リニア新幹線関連株として、このところ話題の多い熊谷組(1861 東証1)。
8月7日大引け後に決算を発表しましたが、今期の経常利益は一転3%増益に上方修正となりました。
15年3月期第1四半期(4-6月期)の連結経常利益は前年同期比14倍となり金額ベースで18.2億円に急拡大。
通期の同利益は従来予想53億円から70億円(前期は67.9億円)に32.1%の上方修正となりました。
ただし、連結最終利益は従来予想の44億円より縮小して24億円(前期は42.9億円)、45.5%の下方修正で44.2%減益見通しとなっています。
なお、直近3ヵ月(4-6月期 1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.0%から2.3%に改善しているとしています。
他の建設会社同様、人件費、人手不足問題、資材高騰などが課題ですね。
工期が一年以上、契約金額が10億円以上の案件は租税法・法人法により、決められた年度に分割して経費とともに売り上げ計上するのが原則ですので、今後も上方・下方の修正の可能性はありますが、まずは前向きに評価したいところです。
11日の株価は297円 前日比 +3円高としっかり。
単位 1,000株
PER38.1倍
PBR2.05倍
信用倍率 4.47倍
まずは300円台乗せ期待と今は無配の状態から、復配を期待したいところですね。先行き、息の長い大きな展開を期待してもいいのではないでしょうか。
8月7日大引け後に決算を発表しましたが、今期の経常利益は一転3%増益に上方修正となりました。
15年3月期第1四半期(4-6月期)の連結経常利益は前年同期比14倍となり金額ベースで18.2億円に急拡大。
通期の同利益は従来予想53億円から70億円(前期は67.9億円)に32.1%の上方修正となりました。
ただし、連結最終利益は従来予想の44億円より縮小して24億円(前期は42.9億円)、45.5%の下方修正で44.2%減益見通しとなっています。
なお、直近3ヵ月(4-6月期 1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.0%から2.3%に改善しているとしています。
他の建設会社同様、人件費、人手不足問題、資材高騰などが課題ですね。
工期が一年以上、契約金額が10億円以上の案件は租税法・法人法により、決められた年度に分割して経費とともに売り上げ計上するのが原則ですので、今後も上方・下方の修正の可能性はありますが、まずは前向きに評価したいところです。
11日の株価は297円 前日比 +3円高としっかり。
単位 1,000株
PER38.1倍
PBR2.05倍
信用倍率 4.47倍
まずは300円台乗せ期待と今は無配の状態から、復配を期待したいところですね。先行き、息の長い大きな展開を期待してもいいのではないでしょうか。