丸一鋼管が反発、今３月期の利益予想を上方修正し期末配当引き上げ

　丸一鋼管＜5463.T＞が反発。きょう前引け間際に今１５年３月期の第２四半期（４～９月）と通期の利益予想を上方修正した。
　通期の連結売上高を従来の１５９０億円を１５６０億円（前期比１４．２％増）へわずかながら引き下げたが、営業利益は１８４億円を１９８億円（同１．４％減）へ増額。第３四半期以降の販売計画を見直した結果、売り上げは従来予想を若干下回るが、コスト低減により利益は上振れる見通し。利益が計画を上回ることから、３月期末の配当を前回の４４円から５０円５０銭に引き上げた。
　なお、第１四半期は売上高３７０億６００万円（前年同期比１９．２％増）、営業利益５０億６７００万円（同５．５％増）だった。
　併せて、国内子会社のアルファメタルと米国子会社のＭＫＫ　ＵＳＡとメキシコ子会社のＭＭＸが、メキシコで共同出資による自動車部品用鋼管加工事業を開始すると発表している。

丸一管の株価は１３時１５分現在２８７６円（△４３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）