清水建、大林組などゼネコンをはじめ建設株が買い集める

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/07 10:58
 清水建設<1803.T>大林組<1802.T>など大手ゼネコンをはじめ、東洋建設<1890.T>、鉄建<1815.T>不動テトラ<1813.T>など建設株が全面高に買われている。全般相場は海外株式や為替の動向を横目に輸出主力株中心に神経質な展開を強いられているが、相対的にそれら外部要因の影響を受けにくく、業績も好調な建設株に物色の矛先が向きやすくなっている。
 大手ゼネコンを筆頭に特殊土木や浚渫、橋梁、道路に至るまで社会インフラに携わる企業は収益環境のフォローウインドが強く意識されている。「国土強靭化」を背景テーマとした防災・減災関連工事需要に加え、中央リニア新幹線敷設や東京五輪関連工事、首都圏の都市再開発事業など大規模プロジェクトが相次ぐことが追い風。一方、人材確保のための労務費や資材価格の上昇といった建設コストの上昇が当面の課題となっていたが、最近は価格転嫁が進捗し、総じて工事採算を示す完成工事総利益率が改善傾向を示していることが、見直し買いの背景にある。

清水建の株価は10時55分現在817円(△14円)
大林組の株価は10時55分現在763円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,197.5
(09:03)
+7.0
(+0.58%)
1802
2,141.5
(09:03)
+0.5
(+0.02%)
1,288.0
(09:03)
+9.0
(+0.70%)
2,270.0
(09:02)
+9.0
(+0.39%)
2,043.0
(09:00)
+1.0
(+0.04%)