福島工業が急反発、第１四半期営業益２割増を好感

　福島工業<6420.T>が急反発で新高値。５日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高１４２億３７００万円（前年同期比６．４％増）、営業利益１３億１０００万円（同２０．１％増）、純利益８億６５００万円（同１２．６％減）となり、２割強の営業増益となったことが好感されている。スーパーマーケットの省エネ意識の高まりから、省エネ対応ショーケースの売り上げが増加したことに加えて、部品の共通化や原材料の見直しによるコスト低減を図ったことが奏功した。
　なお、１５年３月期通期業績予想は売上高６０２億４２００万円（前期比２．９％減）、営業利益５３億７８００万円（同１２．７％減）、純利益３１億７６００万円（同２６．０％減）の従来予想を据え置いている。

福島工業の株価は１１時３０分現在１９２５円（△１８２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）