6日の株式相場見通し
6日の東京株式市場はきょうの軟調地合いを引き継いで神経質な展開となりそうだ。ただ、米国株が波乱展開とならない限り、下値では買いが厚くなりそうだ。
5日の東京株式市場は、前日の米国株高を受けて買い優勢で始まったものの上値は重く、後場は売り急ぐ動きが顕在化、個別企業の好決算は評価しながらも、キャッシュポジションを高めたい投資家の本音が垣間見える地合いだった。テクニカル的にも25日移動平均線を下回り、目先調整ムードが強まっている。
もっとも、前日まで日経平均は4日続落で2%強の下げをみせ、東証1部の騰落レシオも90%台を割り込んできており、目先ここから一段の下げがあれば突っ込み警戒感も働く。前日切り返しをみせた米国株が、大幅続伸とはならずとも引き続きバランスを保てれば、東京市場もさらに売り込まれる根拠は希薄となる。したがって、きょうの引け味の悪さから、朝方は下値を試しても、その後は下げ渋る展開を予想する。
変化があるとすれば、今週末の日銀金融政策委員会決定会合後の黒田総裁のコメントが契機となる。
5日の東京株式市場は、前日の米国株高を受けて買い優勢で始まったものの上値は重く、後場は売り急ぐ動きが顕在化、個別企業の好決算は評価しながらも、キャッシュポジションを高めたい投資家の本音が垣間見える地合いだった。テクニカル的にも25日移動平均線を下回り、目先調整ムードが強まっている。
もっとも、前日まで日経平均は4日続落で2%強の下げをみせ、東証1部の騰落レシオも90%台を割り込んできており、目先ここから一段の下げがあれば突っ込み警戒感も働く。前日切り返しをみせた米国株が、大幅続伸とはならずとも引き続きバランスを保てれば、東京市場もさらに売り込まれる根拠は希薄となる。したがって、きょうの引け味の悪さから、朝方は下値を試しても、その後は下げ渋る展開を予想する。
変化があるとすれば、今週末の日銀金融政策委員会決定会合後の黒田総裁のコメントが契機となる。