東京ドームが強含む、500円台手前のもみ合いに思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/31 13:35
 東京ドーム<9681.T>が売り買い交錯も強含みで推移。500円大台を目前にもみ合いを続けているが、下値を静かに拾う動きが観測されている。米国では好景気を背景に出口戦略も意識されているものの、国内は消費増税の影響が改めて取り沙汰されるなかで、引き続き低金利環境の継続が見込まれる状況にある。
 そのなか、脱デフレの国策意向を映す含み資産関連株へ再び視線が向く可能性がある。東京五輪開催に向け首都圏地価の先高期待が広がるなかで、「都心の中心に広大な土地を所有する同社の存在が改めてクローズアップされる公算は大きい」(中堅証券)という見方も。
 同社の15年1月期は営業利益段階で24.1%減の89億円を予想しているが、これは株価には既に織り込まれているほか、それ以前に同社に対する投資の視点は「フローではなくストック」(同)との指摘が今後の株価を占うカギとなりそうだ。

東京ドームの株価は13時26分現在493円(△1円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,299.0
(04/22)
+1.0
(+0.07%)