あす(30日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、4~6月期決算発表に伴う好業績銘柄への物色を支えに、引き続き買い優勢の展開となり、日経平均株価は続伸となりそうだ。ただ、寄り付き前に発表される6月の鉱工業生産指数(速報値)は注視したい。設備投資の回復基調明確化などで、機械業種を中心に明るさが増す内容となれば、これも買い支援材料となりそうだ。
現地30日に内容が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を目前にして、後場は売り買いともに手控えムードが強まりそうだ。
29日の東京株式市場は、企業の業績向上期待を背景に買いが先行した。また、外国為替市場で一時、円が1ドル102円に接近するなど、円安基調が持続していることも追い風となって作用した。日経平均株価終値は、前日比88円高の1万5618円と3日続伸となった。ただ、東証1部の売買代金は1兆5819億円と依然として低水準で、19日連続で活況の目安とされる2兆円を下回ったままだ。市場エネルギー面での懸念は残されている。
日程面では、6月の鉱工業生産指数(速報値)、日銀金融政策決定会合議事録公表(14年1~6月分)、6月の鉄鋼輸出実績に注目。
海外では、米4~6月のGDP(速報値)が焦点になる。
現地30日に内容が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を目前にして、後場は売り買いともに手控えムードが強まりそうだ。
29日の東京株式市場は、企業の業績向上期待を背景に買いが先行した。また、外国為替市場で一時、円が1ドル102円に接近するなど、円安基調が持続していることも追い風となって作用した。日経平均株価終値は、前日比88円高の1万5618円と3日続伸となった。ただ、東証1部の売買代金は1兆5819億円と依然として低水準で、19日連続で活況の目安とされる2兆円を下回ったままだ。市場エネルギー面での懸念は残されている。
日程面では、6月の鉱工業生産指数(速報値)、日銀金融政策決定会合議事録公表(14年1~6月分)、6月の鉄鋼輸出実績に注目。
海外では、米4~6月のGDP(速報値)が焦点になる。