スカイマークは一転急落、エアバスとの交渉難航の表面化を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/29 12:59
 スカイマーク<9204.T>は朝高後一転、急落。「国際線参入の大幅な見直しを検討する」とのNHKなどの報道を受け、前場は一時、前日に比べ10%超上昇する場面があったが、その後売りが優勢となり、午前11時にスカイマークがリリースを発表すると一気に売りが膨らんだ。
 同社はエアバスの「A380」型機の購入を計画していたことから、国際線参入の見直しに伴う同機購入のキャンセルによる違約金の発生などが注目されていた。この日発表されたリリースでは「エアバス社との交渉は難航している」と現状を説明。特に、エアバスは「スカイマークが大手航空会社の傘下に入ることを契約変更の条件の一部として要求している」とし、「それを拒否してA380をキャンセルした場合、常識を逸脱した法外な違約金を提示してきた」という。エアバスとは「まだまだ困難な交渉が続く」としており、先行き不透明感から株価は売りが先行する展開となっている。

スカイマークの株価は12時44分現在267円(▼21円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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