SMKが反落、第1四半期営業利益53%増益も売上高見通しの下方修正を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/28 09:47
 SMK<6798.T>が5日ぶりに反落。25日の取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表しており、売上高160億7000万円(前年同期比1.7%減)、営業利益7億5900万円(同52.9%増)、純利益が5億2800万円(同43.2%減)と営業利益が大幅増益となったが、第1四半期の状況を受けて中間期の売上高予想を335億円から328億円(前年同期比6.0%減)へ下方修正していることから、先行き警戒感が働いているようだ。海外インターネットプロトコル・セットトップボックス向けのリモコンやカーナビ向けタッチパネルなどが伸長したものの、コネクター事業で一部得意先の落ち込みが響き減収を余儀なくされたが、新製品の継続的な投入や原価低減活動などが奏功し大幅営業増益を確保した。
 なお、15年3月期通期業績予想は、売上高671億円(前期比2.0%増)、営業利益27億円(同15.9%増)、純利益25億円(同1.6%減)の従来予想を据え置いている。

SMKの株価は9時42分現在434円(▼15円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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