あす(25日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、好業績見通しを発表する個別銘柄を散発的に買い進む動きは予想されるものの、それが全体相場に波及するのは期待薄とみられるため、日経平均株価は続落となりそうだ。
24日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、主力大型株が総じて見送られ続落。日経平均株価終値は、前日比44円安の1万5284円となった。前場は前日比プラス圏で推移したものの、後場に入ると下げ足を速め一時、前日比96円安まで売られる場面もった。
個別では、トヨタ、ソニーがしっかり、ファナックも堅調。協栄産が続急伸したほか、宮越HDはきょうで6日連続ストップ高となった。キトー、ディップ、ネクストなども値を飛ばしている。岡部、ビックカメラも高い。
半面、ソフトバンクが軟調、日電産、NTTも値を下げた。航空電、山陽特鋼、よみランドが大幅安、アイフル、ケネディクスなども売られた。
市場関係者は「きのう引け後の決算発表で、15年3月期の連結営業利益を1000億円から1050億円(前期比23.4%増)に引き上げた日本電産<6594>の株価は、上方修正を好感して朝方は高くスタートしたものの、買い一巡後は上値が重くなり、前場引けにかけて前日比マイナス圏に沈み、後場はジリ安となった。この動きが現状の買い気薄の全体相場を象徴しているようだ」としていた。
日程面では、安倍首相が中南米5カ国を歴訪(~8月4日)、経済財政諮問会議、6月の消費者物価指数、6月の企業向けサービス価格指数、気象庁の3カ月予報に注目。
個別銘柄では、NTTドコモ<9437>、野村総合研究所<4307>、日本取引所グループ<8697>、日立化成<4217>が決算発表。海外では、英4~6月期のGDP速報値、米6月の耐久財受注が焦点に。
24日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、主力大型株が総じて見送られ続落。日経平均株価終値は、前日比44円安の1万5284円となった。前場は前日比プラス圏で推移したものの、後場に入ると下げ足を速め一時、前日比96円安まで売られる場面もった。
個別では、トヨタ、ソニーがしっかり、ファナックも堅調。協栄産が続急伸したほか、宮越HDはきょうで6日連続ストップ高となった。キトー、ディップ、ネクストなども値を飛ばしている。岡部、ビックカメラも高い。
半面、ソフトバンクが軟調、日電産、NTTも値を下げた。航空電、山陽特鋼、よみランドが大幅安、アイフル、ケネディクスなども売られた。
市場関係者は「きのう引け後の決算発表で、15年3月期の連結営業利益を1000億円から1050億円(前期比23.4%増)に引き上げた日本電産<6594>の株価は、上方修正を好感して朝方は高くスタートしたものの、買い一巡後は上値が重くなり、前場引けにかけて前日比マイナス圏に沈み、後場はジリ安となった。この動きが現状の買い気薄の全体相場を象徴しているようだ」としていた。
日程面では、安倍首相が中南米5カ国を歴訪(~8月4日)、経済財政諮問会議、6月の消費者物価指数、6月の企業向けサービス価格指数、気象庁の3カ月予報に注目。
個別銘柄では、NTTドコモ<9437>、野村総合研究所<4307>、日本取引所グループ<8697>、日立化成<4217>が決算発表。海外では、英4~6月期のGDP速報値、米6月の耐久財受注が焦点に。