オプテクＦＡ、１４年１２月期業績予想を下方修正もしっかり

　オプテックス・エフエー<6661.T>はしっかり。２３日の取引終了後、１４年１２月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の５１億円から５２億円（前期比１１．３％増）へ上方修正した一方、営業利益を同４億円から３億２０００万円（同０．３％増）へ、純利益を同２億５０００万円から２億円（同２８．６％減）へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。欧州向けは物流、自動車、包装機業界向けに汎用機器、アプリケーション機器が堅調に推移したことに加えて、国内向けも物流、電子部品、自動車業界での活発な設備投資を背景に汎用機器を中心に売り上げを伸ばし、これらにより売上高は想定を上回る見通し。一方、汎用機器の売り上げ増によるプロダクトミックスで原価がアップしたほか、昨年１１月設立の中国合弁子会社の立ち上げ遅延によるコスト増で利益は減額するとしている。

オプテクＦＡの株価は９時２８分現在７００円（△▼０円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）