あす(24日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、15年3月期決算企業の第1四半期(4~6月)の決算発表が本格化するものの、外国為替市場で円高・ドル安懸念がくすぶり続けていることから、売りが優勢で日経平均株価は続落となりそうだ。
23日の東京株式市場は朝方高くスタートしたものの、円相場高止まりの影響もあり、買い一巡後は上値の重い推移となった。後場は前日比小幅安のレンジでこう着状態となり、日経平均株価終値は、前日比14円安の1万5328円。1日の変動幅は58円83銭と、約1年7カ月ぶりの狭さとなった。東証1部の売買代金は1兆4778億円と1兆5000億円を下回り、7月7日以来の低水準。
市場関係者からは「決算発表が本格化するにともなって、好業績銘柄への個別物色は予想される。焦点は、主力の好業績銘柄がリード役となって、物色の輪が広がるかどうか。決算発表の早い時期は輸出関連企業が多いため、円が高止まりしている状態は、全体相場の上昇を抑制することになる」との見方も出ていた。
個別では、クラリオンが高く、菱化工機、JVCKWも物色人気。宮越HDが5日連続ストップ高となり、協栄産も値幅制限上限に買われた。よみランド、都競馬なども高い。テレ東HD、川田TECHなども値を飛ばしている。半面、ソフトバンクが軟調、コロプラ、KLabも安い。日コンベヤ、芦森工が値を下げ、沖電線、アスクル、ぐるなびも売られた。
日程面では、6月の貿易統計、6月のセメント国内販売量。個別では、キヤノン<7751>、信越化学工業<4063>、ファナック<6954>が決算発表。
海外では、中国7月のHSBC製造業PMI、米6月の新築住宅販売、韓国4~6月期のGDPが焦点となる。
23日の東京株式市場は朝方高くスタートしたものの、円相場高止まりの影響もあり、買い一巡後は上値の重い推移となった。後場は前日比小幅安のレンジでこう着状態となり、日経平均株価終値は、前日比14円安の1万5328円。1日の変動幅は58円83銭と、約1年7カ月ぶりの狭さとなった。東証1部の売買代金は1兆4778億円と1兆5000億円を下回り、7月7日以来の低水準。
市場関係者からは「決算発表が本格化するにともなって、好業績銘柄への個別物色は予想される。焦点は、主力の好業績銘柄がリード役となって、物色の輪が広がるかどうか。決算発表の早い時期は輸出関連企業が多いため、円が高止まりしている状態は、全体相場の上昇を抑制することになる」との見方も出ていた。
個別では、クラリオンが高く、菱化工機、JVCKWも物色人気。宮越HDが5日連続ストップ高となり、協栄産も値幅制限上限に買われた。よみランド、都競馬なども高い。テレ東HD、川田TECHなども値を飛ばしている。半面、ソフトバンクが軟調、コロプラ、KLabも安い。日コンベヤ、芦森工が値を下げ、沖電線、アスクル、ぐるなびも売られた。
日程面では、6月の貿易統計、6月のセメント国内販売量。個別では、キヤノン<7751>、信越化学工業<4063>、ファナック<6954>が決算発表。
海外では、中国7月のHSBC製造業PMI、米6月の新築住宅販売、韓国4~6月期のGDPが焦点となる。