アンジェスが急落、ライツ・イシューによる株式需給の悪化など嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/23 12:01
 アンジェスMG<4563.T>が急落。株価は、前日比78円(16.8%)安の386円まで売られている。22日にライツ・イシューによる資金調達を実施すると発表しており、株式需給の悪化を懸念した売りが膨らんだ。
 同社のライツ・イシューは証券会社と引受契約を締結しないノンコミットメント型での実施となる。普通株式1株に対し新株予約権1個を割り当てる。新株予約権の行使価格は1株当たり288円で、調達資金は最大で約91億3432万円。HGF遺伝子治療薬「コラテジェン」の国際共同第3相臨床試験の実施に必要な費用や運転資金の一部に充てる。
 7月31日が株主確定日。新株予約権は8月1日に東証に上場され9月24日に上場廃止となる見込み。
 ライツ・イシューとは、上場企業が既存株主に無償で新株予約権を割り当て株主の権利行使などで企業が資金調達する手法。株主は新株予約権を市場で売却もできる。
 
アンジェスの株価は11時30分現在386円(▼78円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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