日鉄住金物産が上値指向、JPX新規採用の思惑も浮上

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/07 13:51
 日鉄住金物産<9810.T>がじわり水準を切り上げ、一時400円台を回復した。同社は新日鉄住金傘下で三井物産も資本参加している。鉄鋼の卸売を手掛けるが、産業機械や繊維製品など取扱品目は幅広い。15年3月期業績は合併効果(日鉄商事と住金物産)が通期化することにより営業利益段階で前期比38.4%増の290億円と大幅増益が見込まれている。また株主還元姿勢に厚く、3期連続増配で年12円配を計画。時価の配当利回りは3%前後で機関投資家など足の長い資金の買いも呼び込みやすい。8月7日に入れ替え発表が予定されている「JPX日経インデックス400の新規採用候補としても浮上」(市場関係者)しており、注目度も高まっているようだ。

日鉄住金物産の株価は13時46分現在399円(△5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
9,290.0
(06/20)
+10.0
(+0.10%)