あす(1日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、寄り付き前に発表される6月調査の日銀短観の内容を吟味しながらの動きとなりそうだ。
市場関係者のあいだでは「大企業製造業の業況判断指数(DI)が、前回の3月調査に比べて小幅下落となり、悪化に転じる見通しだが、先行きは改善が予想される」との見方が多いようだ。足もとの業況判断の悪化が小幅にとどまり、先行きの改善が大幅となれば、買い材料と判断される可能性もある。
30日の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウが小幅ながら反発したことを受け買い安心感が広がり、日経平均株価終値は前週末比67円高の1万5162円と反発した。東証1部の値上がり銘柄数は1568(値下がり銘柄数は178、変わらずは69銘柄)に達するなど、物色意欲の強さを示した。ただ、取引時間中に円が買われ、1ドル101円30銭を割り込む水準まで円高が進行したことで上昇幅は小幅にとどまった。
日程面では、6月調査の日銀短観、1月1日時点の路線価、5月の毎月勤労統計(速報値)、6月の大手百貨店売上高(速報)、6月の新車販売台数に注目。海外では、米6月のISM製造業景況感指数、米6月の新車販売、中国6月のPMI、ユーロ圏5月の失業率が焦点となる。
市場関係者のあいだでは「大企業製造業の業況判断指数(DI)が、前回の3月調査に比べて小幅下落となり、悪化に転じる見通しだが、先行きは改善が予想される」との見方が多いようだ。足もとの業況判断の悪化が小幅にとどまり、先行きの改善が大幅となれば、買い材料と判断される可能性もある。
30日の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウが小幅ながら反発したことを受け買い安心感が広がり、日経平均株価終値は前週末比67円高の1万5162円と反発した。東証1部の値上がり銘柄数は1568(値下がり銘柄数は178、変わらずは69銘柄)に達するなど、物色意欲の強さを示した。ただ、取引時間中に円が買われ、1ドル101円30銭を割り込む水準まで円高が進行したことで上昇幅は小幅にとどまった。
日程面では、6月調査の日銀短観、1月1日時点の路線価、5月の毎月勤労統計(速報値)、6月の大手百貨店売上高(速報)、6月の新車販売台数に注目。海外では、米6月のISM製造業景況感指数、米6月の新車販売、中国6月のPMI、ユーロ圏5月の失業率が焦点となる。