北電工業の上げ足に弾み、センサー分野の高技術力に注目度高まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/20 12:50
 北陸電気工業<6989.T>が高い。前場に95万株の商いをこなし前日比3%高の166円まで上値を伸ばし上げ足に弾みがついてきた。抵抗器やセンサーなど集積回路を手掛けており世界で初めて微小電気機械素子(MEMS)の量産に成功するなどその高技術力に定評がある。大阪市立大学と共同で「磁性薄膜エネルギーセンサー」を開発、同商品は電力量計や今後大きな市場が見込まれるスマートグリッド・デバイス向けで需要が見込まれている。
 また、MEMS技術を核にして3次元加速度センサーやフォースセンサーなどにも展開を図っており、高性能ロボットへの応用も想定されるだけに、ロボット関連の穴株としての側面も持っている。15年3月期は生産体制の見直しなど合理化効果も発現、連結営業利益は前期比4.3倍の12億円予想と急回復する見通しだ。

北電工業の株価は12時45分現在163円(△2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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