あす(20日)の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、旺盛な買い意欲を背景に日経平均株価は続伸となりそうだ。
19日の東京株式市場は、前日発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容が、米経済はここ数カ月で再び上向き傾向を見せ始めたとする一方、事実上のゼロ金利政策は量的緩和策が終了したあとも継続するというもので、東京市場でも「米景気の拡大基調が確認された一方で、低金利は継続する」(市場関係者)とのやや楽観的な受け止めが広がり、買いが優勢となった。
日経平均株価は、フシ目とされてきた3月7日高値1万5312円を一気に突破して、終値で前日比245円高の1万5361円と1月29日以来4カ月半ぶりの水準に達した。目立ったのはトヨタ自動車<7203>に代表されるTOPIX(東証株価指数)コア30など主力銘柄への買い意欲の強さで、東証1部の売買代金も2兆4853億円と大きく膨らみ、SQ(特別清算値)算出日を除くと、3月24日の2兆6814億円以来約3カ月ぶりの高水準となった。
テクニカルでのフシ抜けとボリューム拡大の両輪が揃ったことで、今後も外国人、信託銀行が買い姿勢を強めることが予想され、中期的には売りをこなしながらの上昇基調が想定できそうだ。
日程面では、黒田日銀総裁が講演、6月の月例経済報告、5月の全国コンビニエンスストア売上高に注目。
海外では、EU財務相理事会、ユーロネクストがパリなどの取引所に新規上場。
19日の東京株式市場は、前日発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容が、米経済はここ数カ月で再び上向き傾向を見せ始めたとする一方、事実上のゼロ金利政策は量的緩和策が終了したあとも継続するというもので、東京市場でも「米景気の拡大基調が確認された一方で、低金利は継続する」(市場関係者)とのやや楽観的な受け止めが広がり、買いが優勢となった。
日経平均株価は、フシ目とされてきた3月7日高値1万5312円を一気に突破して、終値で前日比245円高の1万5361円と1月29日以来4カ月半ぶりの水準に達した。目立ったのはトヨタ自動車<7203>に代表されるTOPIX(東証株価指数)コア30など主力銘柄への買い意欲の強さで、東証1部の売買代金も2兆4853億円と大きく膨らみ、SQ(特別清算値)算出日を除くと、3月24日の2兆6814億円以来約3カ月ぶりの高水準となった。
テクニカルでのフシ抜けとボリューム拡大の両輪が揃ったことで、今後も外国人、信託銀行が買い姿勢を強めることが予想され、中期的には売りをこなしながらの上昇基調が想定できそうだ。
日程面では、黒田日銀総裁が講演、6月の月例経済報告、5月の全国コンビニエンスストア売上高に注目。
海外では、EU財務相理事会、ユーロネクストがパリなどの取引所に新規上場。