鳥居薬が反発、TO-203の室内塵ダニアレルギー性鼻炎での申請準備を評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/17 13:52
 鳥居薬品<4551.T>が反発。同社は16日、大引け後に室内塵ダニアレルギー疾患を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬TO-203の、アレルギー性喘息に対する国内第2・3相臨床試験の速報結果を発表した。今回得られた速報結果では、安全性や忍容性では、特に問題は認められなかったものの、予め定められた有効性の主要評価項目では、TO-203投与群のプラセボ群(偽薬)に対する統計学的な優越性が確認できなかったとしている。
 アレルギー性喘息で優越性が確認できなかったものの、TO-203は、室内塵ダニアレルギー性鼻炎を対象とした国内第2・3相臨床試験では良好な結果を得ている。製造販売承認申請に向けての準備を進めていくとしており、これを受けて株価も堅調な動きとなっている。
 
鳥居薬の株価は13時51分現在3090円(△40円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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