大王製紙が急落、公募増資の実施による希薄化を懸念 北越紀州への第三者割当も実施

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/03 09:51
 大王製紙<3880.T>が急落。株価は一時、前日比91円(7.8%)安の1081円まで売られ値下がり率上位となっている。2日に公募増資を発表しており、1株当たり利益の希薄化を警戒する売りが膨らんだ。公募増資1400万株と上限210万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。さらに、北越紀州製紙<3865.T>へ423万株の第三者割当増資を行う。公募増資と第三者割当増資などに伴う調達金額は約224億3600万円。発行済み株式数は最大で約16%増える見込み。調達資金は、国内外での設備投資や普通社債の償還資金などに充当する。
 公募増資および第三者割当増資の発行価格は10日から16日のいずれかの日に決定する。

大王製紙の株価は9時50分現在1095円(▼77円)
北越紀州製紙の株価は9時50分現在501円(▼2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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