マクニカと富士エレクが経営統合で合意、独立系半導体商社として日本最大級の規模へ

　マクニカ<7631.T>と富士エレクトロニクス<9883.T>がこの日の取引終了後、共同持ち株会社を設立することで経営統合を目指すことで合意したと発表した。独立系半導体商社である両社は、国内半導体市場の成熟化や半導体商社間の競争激化を受けて、両社の独自性を生かしつつ、それぞれの強みの融合することが、今後の事業の成長に必要と考え経営統合を目指すというもの。統合により両社は、外国製の半導体および電子部品を中心に扱う独立系半導体商社として、日本最大級の規模と技術力を持つ企業グループになるとしている。
　共同持ち株会社の名称や本店所在地、代表者、経営統合比率など詳細は今後決定する予定で、１０月末までに最終契約の締結と株式移転計画を作成する。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）