ＰＡＬＴＥＫが一時ストップ高、ハイブリッド配信装置のＮＥＤＯ支援事業採択を引き続き材料視

　ＰＡＬＴＥＫ<7587.T>が一時ストップ高。前日比１００円高の６１２円をつける場面があった。同社は２０日に、子会社のエクスプローラが提案していた「超低遅延８Ｋ対応ＨＥＶＣ－ＥＣＦによるハイブリッド配信装置」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）の「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に採択されたと発表。これを手掛かりに、ストップ高まで買われた前日の勢いが続く格好となった。ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、買い一巡後は利食い売りなどに押されている。
　なお、採択された装置は、医療現場だけでなく遠隔協調作業を支援する８Ｋ超高精細映像に対応したＨＥＶＣ－ＥＣＦコーデックによる超低遅延配信装置を開発するプロジェクト。例えば、医療現場での８Ｋ超高精細映像の活用は、これまでみえていなかった病変の発見や診断を可能にし、診断や手術での映像の立体感・臨場感が増すなどの効果が期待されている。

ＰＡＬＴＥＫの株価は１０時２８分現在５５１円（△３９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）