マースエンジが反発、自社株１００万株を公開買い付けへ

　マースエンジニアリング<6419.T>が小幅反発。同社は１９日、自社株式の取得を公開買い付け（ＴＯＢ）で行うことを発表した。同社株式の２４．８４％を保有する筆頭株主のイー・エムプランニングが一部（発行済み株式総数の４．１８％に相当する９５万株）の株式売却意向を表明しており、それに対応したもの。１００万株を１７６５円（取得総額１７億８７００万円）で５月２０日～６月１６日の期間内に取得する方針。今回の自己株式取得に伴い一株利益の水準が高められるとともに、ＲＯＥなどの資本効率上昇効果も見込まれ、既存株主への利益還元につながる。ただ、株価は公開買い付け価格が時価を１８０円あまり下回ることもあって上値を買う動きに乏しい状況にある。

マースエンジの株価は９時２５分現在１９３８円（△４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）