三陽商会「バーバリー」失う 皆が知っている悪材料の場合は？

日経新聞半歩先読み

三陽商会「バーバリー」失う　日経新聞　総合2　3面

三陽商会は英バーバリー社と結んでいた高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約を2015年6月で終了すると発表しています。売上の2割強を占め、派生ブランドを入れると約5割がバーバリー関連なので、大打撃でしょう。しかし、事前に4月24日の日経新聞で、今回発表されたことが想定記事として掲載されており、一旦株価は急落していました。
しかも、このニュースは三陽商会にとって明らかな悪材料で、誰もが知っていることなのです。

株価は「売られすぎ・買われすぎ」になりやすいものです。今回の悪材料では短期的には、売られすぎになる可能性がありそうです。また、6月が権利確定月の株主優待があります。同社の株主優待は、東京会場で株主優待セールの入場券です。「バーバリー」製品がバーゲン価格で買える数少ないチャンスなので、大人気の株主優待セールです。

(8011) 三陽商会　(東証１部) 264円 前日比　 -3 (-1.12%) [売買単位：1,000株]

今日も皆様に相場の福が授かりますように！！

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