日産車体が急反発、日産自のグローバル販売台数大幅増で生産量拡大を期待

　日産車体＜7222.T＞が急反発、一時前日比１７９円高の１６９０円まで上げ幅を広げた。日産自動車＜7201.T＞が今年度のグローバル販売台数を５６５万台（前期比８．９％増）と、大幅増で過去最高を想定したことを受け、生産拡大を期待した買いが入った。同社は日産自から委託を受け、開発から生産までを行う完成車メーカーで、乗用車から商用車、小型バスまでを開発・生産する。
　なお、前日取引終了後に発表した前１４年３月期の連結決算は、売上高４７４２億３９００万円（前の期比２．０％増）、営業利益１０１億６２００万円（同２．６％増）と増収増益になったが、今１５年３月期は売上高４５５０億円（前期比４．１％減）、営業利益８５億円（同１６．４％減）と減収減益を予想している。

日産車体の株価は１３時４４分現在１６９０円（△１７１円）
日産自の株価は１３時４４分現在９１８円（△４９円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）