三井不など不動産株が軒並み安、追加緩和見送りで売り先行 ドイツ証は目標株価引き下げ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/09 10:06
 三井不動産<8801.T>三菱地所<8802.T>住友不動産<8830.T>など不動産株が軒並み安。不動産セクターは午前9時30分時点で全業種中値下がり率上位となっている。日銀金融政策決定会合では8日、金融政策の現状維持が決定。また、黒田日銀総裁は現時点では追加の金融緩和は考えていないと語った。このため、追加金融緩和による金利低下を期待し買いが流入していた不動産株には売りが先行する展開となっている。
 ドイツ証券は、8日に不動産株の目標株価を引き下げた。三井不の目標株価は3900円から3350円、菱地所は3150円から2700円、住友不動産は4800円から4200円、東急不動産ホールディングス<3289.T>は1000円から855円に見直した。レーティングは各社ともに「HOLD」を継続した。消費税率引き上げによる実質金利上昇懸念を織り込み、目標株価を見直している。

三井不動産の株価は9時51分現在3065円(▼118円)
菱地所の株価は9時51分現在2364円(▼84円)
住友不の株価は9時51分現在4070円(▼117円)
東急不HDの株価は9時48分現在781円(▼15円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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