ウチダエスコが後場急上昇、１月中間期が従来予想を上回って着地

　ウチダエスコ<4699.T>が後場急上昇。前引け後に発表した１４年７月期第２四半期累計（１３年７月～１４年１月）連結業績が、売上高６２億１５００万円（前年同期比５．６％増）、営業利益４億８９００万円（同２４．２％増）、純利益３億４００万円（同２６．４％増）となり、従来予想の売上高６２億円、営業利益３億９０００万円、純利益２億３５００万円を上回って着地したことが好感されている。フィールドサポート事業における学校市場のＩＣＴ案件の取り扱い増をはじめ各セグメントで業績が堅調に推移したほか、当初、利益率の低下を見込んでいたフィールドサポート事業の利益率が計画を上回ったことや、オフィスサポート事業が堅調に推移したことなどが要因という。
　１４年７月期通期業績予想は売上高１２５億円（前期比２．８％増）、営業利益７億９０００万円（同５．７％増）、純利益４億７０００万円（同４．７％増）の従来予想を据え置いた。
　なお、同社はソリューションビジネス事業部公共営業部における原価の付け替えによる不適切な会計処理に関し、社内調査委員会を設置し調査を進めていたが、４日付で調査報告書が提出されたことから、それに伴い過年度分にかかわる有価証券報告書・決算短信の訂正版をあわせて発表した。

ウチダエスコの株価は１３時８分現在７４０円（△５２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）