<動意株・3日>(前引け)=渋谷工、エニグモ、電気興

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/03 12:13
 渋谷工業<6340.T>=3日続伸。国内シェア9割弱に達する飲料用無菌充填ラインの販売増加が収益を押し上げており、14年6月期営業利益は前期比32.4%増の46億円と過去最高利益更新見通し。パッケージプラント事業は飲料用無菌充填ラインの出荷拡大で前期比2ケタ伸長、一方、半導体製造装置や切断加工機などのメカトロシステム事業も好調に推移している。「15年6月期営業利益は54億円と17%程度の増益が試算」(中堅証券調査部)と好業績が続く見通しであることも買いのベースとなっている。

 服飾などのソーシャルサイト「バイマ」を運営するエニグモ<3665.T>=急伸。同社は2日に、3月31日付でソニー<6758.T>が筆頭株主になったと発表。これが材料視されており、ビジネスチャンス拡大などが期待されているようだ。これまでソニー子会社のソネットが保有していた100万株を、ソニーが3月31日付で取得。ソニーはエニグモの発行済み株式数の24.44%を保有することとなった。

 電気興業<6706.T>=急伸。自動車業界向け高周波装置が収益に貢献しているほか、国策支援の追い風を受けて防災無線や消防のデジタル化投資需要の増大が業績を押し上げている。また、携帯電話関連事業ではLTE関連のインフラ拡大に伴い、多周波共用アンテナが伸びている。NTTドコモ<9437.T>が15年3月期に携帯電話の高速通信サービスであるLTEのネットワーク拡充に4000億円を投じると伝わったことも株価の支援材料だ。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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