来週のFOMCで決定??
昨日、米議会民主党と共和党が予算案で合意に達しました。これは、FRBにとって、テイパリング(量的緩和ペースの縮小)開始の為の障害が又一つ無くなった事を意味します。
既に、11月雇用統計が強い数字となり、又、月初に発表されたISM製造業指数や、3Q・GDP等も予想を上回る数字となっていましたから、米経済は、次々とテイパリング開始の関門を通過する動きを見せている事となります。
今夜は、米11月小売売上高の発表があり、此方も強い数字となれば、個人消費の強さも加わる事となり、愈々、来週のFOMCに於いて、テイパリング開始が決定されるとの観測が強まると思います。
市場への影響ですが、米国株式市場が下げ止まり、米国債利回りの上昇基調が強まる様なら、ドル円は上昇するものと思いますが、株式市場の上値が重い状態が継続すると、米国債利回りが上昇しても、ドルの上値は限定的となりそうです。又、季節的な要因もあって、ユーロが対ドルで買われ易くなっており、これも全般的なドル売りの流れにつながり易く、ドル円の上値を抑える働きをしそうです。
既に、11月雇用統計が強い数字となり、又、月初に発表されたISM製造業指数や、3Q・GDP等も予想を上回る数字となっていましたから、米経済は、次々とテイパリング開始の関門を通過する動きを見せている事となります。
今夜は、米11月小売売上高の発表があり、此方も強い数字となれば、個人消費の強さも加わる事となり、愈々、来週のFOMCに於いて、テイパリング開始が決定されるとの観測が強まると思います。
市場への影響ですが、米国株式市場が下げ止まり、米国債利回りの上昇基調が強まる様なら、ドル円は上昇するものと思いますが、株式市場の上値が重い状態が継続すると、米国債利回りが上昇しても、ドルの上値は限定的となりそうです。又、季節的な要因もあって、ユーロが対ドルで買われ易くなっており、これも全般的なドル売りの流れにつながり易く、ドル円の上値を抑える働きをしそうです。