新規上場のエンビプロHDの初値は1040円、公開価格を48%上回る

配信元:メルトレ
投稿:2013/09/25 12:37
 きょう東証2部に新規上場のエンビプロ・ホールディングス<5698>が買い気配を切り上げ、午前10時29分に公開価格の700円を48.6%上回る1040円で初値をつけた。その後、1128円まで上昇する場面があった。

 同社グループが行う資源リサイクル事業は、企業、解体物件等から排出される金属スクラップ及び産業廃棄物を主要な取り扱い対象としており、これらの廃棄物を収集運搬し、中間処理工場にて、せん断・溶断、解体、破砕・選別、固形燃料製造等を行い、鉄スクラップ、非鉄(銅、アルミニウム、ステンレス等)、プラスチック等のリサイクル資源を生産し、国内外に販売している。

 ある市場関係者からは、株主にはグループ子会社に共同出資しているUSS<4732>富士通ゼネラル<6755>、大手銀行などが名を連ねており、ベンチャーキャピタルの保有はない。需給は悪くはない。また、国内外で資源再利用の動きが広がっている点は業績面で追い風だが、地味な業容であり、成長期待も抱き難いため、むしろ上場後の流動性枯渇を懸念する、との指摘があった。

[ 株式ネット新聞 ] 提供:株式会社スリーアイ
配信元: メルトレ

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