ザインはS高、世界最高速水準の高速起動と待機時の消費電力削減技術を東大と共同開発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/09/25 11:05
 ザインエレクトロニクス<6769.T>は前日比100円高の691円でストップ高を付け、5月20日の年初来高値690円を5カ月ぶりに更新してきた。同社は25日、世界最高水準で高速起動が可能なバースト・モード対応完全デジタル型クロック・データ・リカバリ(CDR)技術を東京大学と共同開発したと発表。
 この技術は、待機電力と回路面積の抜本削減に道を開く技術。同研究成果は、米国電気電子学会(IEEE)が23日から米国シリコンバレーで開催しているCustom Integrated Circuits Conference(CICC)で発表する。
 今後、同研究開発成果はモバイル機器などの高速情報伝送が断続的に行われるアプリケーション市場で応用が可能となり、センサーネットワーク用途において産業機器市場での応用も可能。このため、低消費電力化、高速化、省スペース化、バッテリー長寿命化が求められる潜在市場に向けの適用の可能性が期待できそうだ。

ザインの株価は11時2分現在691円(△100円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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