為替次第で1万5000円台へ、個別株物色ニーズは旺盛
FOMCでの量的緩和の縮小が先送りされたことで、流動性が確保されたことに対する安心感が引き続き反映されそうだ。目先は高値警戒感もあり戻り売り圧力が顕在化する可能性もあるが、日米ともに低金利環境にあることは株式市場にとって心地が良く、売買代金増勢と相まって上値を追いやすい。
仮に外国為替市場で1ドル=100円を突破する円安展開となれば日経平均は早々に1万5000円大台乗せを実現する展開が想定される。一方、99円台を大きく割り込む円高方向に振れるようであれば主力株を中心に上値が重く、いったん1万4500円を割り込む調整が考えられる。ただ、そのケースでも個別株の物色ニーズは旺盛で、全体指数にかかわらず五輪関連を軸とした短期資金主導の中低位材料株相場が繰り広げられそうだ。
仮に外国為替市場で1ドル=100円を突破する円安展開となれば日経平均は早々に1万5000円大台乗せを実現する展開が想定される。一方、99円台を大きく割り込む円高方向に振れるようであれば主力株を中心に上値が重く、いったん1万4500円を割り込む調整が考えられる。ただ、そのケースでも個別株の物色ニーズは旺盛で、全体指数にかかわらず五輪関連を軸とした短期資金主導の中低位材料株相場が繰り広げられそうだ。