ドル円は下落する可能性が高そう・・・・
本日は、米国でADP民間雇用者数、2Q・GDP速報値、そして、FOMCの政策決定と市場の注目イベントが続きます。先ず、雇用者数に関しては、この処の雇用情勢改善傾向が続くと考えれば、市場の予想(18万人増)に沿った数字が予想できます。次に、GDPですが、此方は、個人消費、設備投資とも伸び悩むとの見方があり、予想(1%成長)よりも弱めの数字が出る可能性もあります。となると、この時点までのドル円を予想すると、ドル買い、ドル売りの両材料がお互いを打ち消し合い、行って来いとなるかもしれません。
そうなると、結局、FOMCの決定次第となります。市場では、今月はメンバーの利上げ予想、議長の記者会見ともに予定されていない為、大きな変更は無いとの見方も強い様ですが、矢張り、先々週の議長の議会証言の意図を尊重すれば、フォワード・ガイダンスによる、金融引き締め開始時期の先延ばしは示唆して来るものと思われます。そうなれば、利上げ観測後退ですから、ドル円は下落する可能性の方がやや高い様に思われます。
そうなると、結局、FOMCの決定次第となります。市場では、今月はメンバーの利上げ予想、議長の記者会見ともに予定されていない為、大きな変更は無いとの見方も強い様ですが、矢張り、先々週の議長の議会証言の意図を尊重すれば、フォワード・ガイダンスによる、金融引き締め開始時期の先延ばしは示唆して来るものと思われます。そうなれば、利上げ観測後退ですから、ドル円は下落する可能性の方がやや高い様に思われます。