メガチップスが急反騰、１４年３月期業績予想を上方修正で

　メガチップス<6875.T>が急反騰。前週末２６日の取引終了後、１４年３月期の連結業績見通しを売上高６３０億円（前期比１７．５％増）はそのままに、経常利益を従来予想の４０億円から４２億円（同１．９％増）に上方修正したことを好感した買いが入っている。新製品の立ち上げの遅れや、ＡＳＩＣ（特定用途向けＩＣ）の受注増加で開発費は増加するが、ゲームソフトウエア格納用ＬＳＩや液晶パネル向けＬＳＩ、事務機器向けＬＳＩなどが想定を上回ったことが利益を押し上げる見通しだ。
　同時に第１四半期（４～６月）連結決算を発表しており、売上高１３５億８９００万円（前年同期比２．１倍）、経常利益１１億５１００万円（同２．８倍）と売上高・利益とも２倍以上に拡大した。デジタルカメラ用ＬＳＩの新製品が寄与したことに加えて、川崎マイクロとの合併効果で業容が拡大した。

メガチップスの株価は９時１６分現在１５３５円（△１１１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）