<18日予想>「底打ちムード」からはほど遠い
17日の東京株式市場は、朝方安く始まったもののその後切り返し、後場は一段高に買われる展開で、ほぼ全面高商状。日経平均株価は1万3000円の大台を回復した。ただ、東証1部の売買代金は1兆9838億円と3月29日以来となる2兆円大台割れ。〝閑散に売りなし〟の相場格言を想起させる地合いとなった。
この日の高値引けで1万3000円台に乗せたものの市場関係者の感覚は、「底打ちムード」からはほど遠いようだ。今後の世界の株式市場、外国為替相場などに非常に大きな影響を与えることになる現地18~19日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を目前にして、売り買いともに手控えムードが一段と強まっているためだ。
バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長から、会見で緩和の早期縮小の懸念が払拭されるような発言が飛び出せば、株価上昇の牽引役となりそうだ。しかし、逆のケースでは売り直される可能性も十分ある。FOMCの内容が反映される前の18日、19日の東京市場は、嵐の前の静けさとなりそうだ。
この日の高値引けで1万3000円台に乗せたものの市場関係者の感覚は、「底打ちムード」からはほど遠いようだ。今後の世界の株式市場、外国為替相場などに非常に大きな影響を与えることになる現地18~19日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を目前にして、売り買いともに手控えムードが一段と強まっているためだ。
バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長から、会見で緩和の早期縮小の懸念が払拭されるような発言が飛び出せば、株価上昇の牽引役となりそうだ。しかし、逆のケースでは売り直される可能性も十分ある。FOMCの内容が反映される前の18日、19日の東京市場は、嵐の前の静けさとなりそうだ。