「ファストリなど指数寄与度の高い銘柄が足を引っ張る」
本日の日経平均は737.43円安の13589.03円で取引を終了した。朝方から売り先行となり、幅広い銘柄が軟調推移。売り一巡後はやや下げ渋る動きもみられたが、引けにかけて一段安の展開となった。海外ヘッジファンドの5月末に向けての解約売りや、割高になった指数連動性の高いファストリ(9983)などに売りが優勢。日経平均を押し下げる効果が強まった。日経平均の日足チャートでは、窓を空けて下落。ようやく「窓理論」でも売りシグナルが出現しており、より鮮明な弱気相場となっている。下方に空いていた複数の窓を今日は、2つほど埋める動き。さらに下方には2つの窓が控えており、あと950円ほどの下落余地がありそうだ。株価チャートは完全に下り坂。これまでの上昇の反動が強く出ると思われる。