<動意株・22日>(大引け)=古河機金、三信電気、ササクラなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/05/22 15:50
 古河機械金属<5715.T>=異彩高。同社はファンダメンタルズ面からのアプローチでも買いを入れる根拠は十分だ。産業機械部門、ユニック部門および金属部門が好調なほか、利益面では為替差益も後押しして13年3月期の連結経常利益は従来見通しの15億円から27億6300万円に大幅増額している。続く14年3月期も30億円見通しと増益をキープする見通しで、為替メリットも考慮すると増額も視野に入る。

 三信電気<8150.T=大幅高。5月に入って騰勢が加速している。同社は電子部品商社大手で家庭用ゲーム機向けの伸び悩みが株価の上値を押さえてきた。しかし、スマートフォンなどモバイル向けの需要増でこなして前3月期は業績急回復を果たしており、今期も主要取引先の任天堂の業績が有力ソフトの貢献で急回復見通しにあることから続伸が見込まれる。14年3月期は売上高が前期比14.8%増の1700億円、経常利益が同22.7%増の20億円が予想されている。

 ササクラ<6303.OS>=4連騰で年初来高値を更新。LNGなどの超低温液体の移送ラインに使用される超低温バタフライ弁を手掛けていることからシェールガス関連として人気を集めている。タイやベトナムなどでは渇水が深刻化していることから海水淡水化装置の存在もクローズアップされている。

 住石ホールディングス<1514.T>=大幅高で4日続伸。「全般相場の底上げ局面で、相対的に値ごろ感がある200円以下の銘柄が個人投資家中心に注目されている」(中堅証券)中で、高水準の売買代金をこなし、全員参加型相場の素地を持つ同社株は格好の物色ターゲットとなっている。ここ原子力発電の代替として石炭火力発電が見直される流れにあり、新設に道を開くアセスメント基準を作り、新増設を再開する方向にあることも、同社の先高思惑を醸成する材料として意識されている。

 日揮<1963.T>=急反騰。22日付で、マレーシア国営石油公社を主体とする合弁会社が、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で推進している大型LNGプラント新設プロジェクトの基本設計役務と詳細設計役務を、米KBR社と共同で受注することが内定したと発表。これを好感した買いが入っている。

 マネーパートナーズグループ<8732.T>=急伸。株価は前日比7000円高の4万円と値幅制限いっぱいのストップ高カイ気配に買われている。東証は21日引け後、現在2部上場の同社株を28日付で1部に指定すると発表した。東証1部上場に伴い、今後のTOPIX組み入れ需要などを期待した買いが入っている。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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