手掛かり材料不足懸念も
今日の東京株式市場は、海外株高に追随して買い先行で始まったものの、後場に入って利益確定売りに押される展開となった。日経平均株価終値は、前日比94円安の1万4191円と3日ぶりの反落となった。8日引け時点で25日移動平均線とのカイ離率が7%超に達するなど、短期的な高値警戒感がかなり強まっていたこともあり、後場に入ると外国為替市場で円がやや強含んだことなどを背景に、主力株に利益確定売りが目立った。
「日本発の要因でこれ以上の円安・ドル高の進行を望むのは困難。ここから先は、米国発の材料でドル高の進行を期待したい。決算発表も一巡するなかで、来週に掛けて急速に手掛かり材料不足の地合いとなることも懸念される」などの声もある。
あす(10日)の東京株式市場は、週末ということもあり利益確定の売りが優勢となりそうだ。日経平均株価は小幅続落を予想する。
「日本発の要因でこれ以上の円安・ドル高の進行を望むのは困難。ここから先は、米国発の材料でドル高の進行を期待したい。決算発表も一巡するなかで、来週に掛けて急速に手掛かり材料不足の地合いとなることも懸念される」などの声もある。
あす(10日)の東京株式市場は、週末ということもあり利益確定の売りが優勢となりそうだ。日経平均株価は小幅続落を予想する。