<8316>三井住友FGのPER10倍台は割安
前年同月比でほぼ倍に株価が上昇している同社。単元100株でも株価が倍になっている今、さすがに買いにくい印象もある。チャートも移動平均線から離れており、参加者の多くが儲かっていることが推測できる。
そこでファンダメンタルを見てみよう。予想一株純利益の何倍買われているかを見る指標PERでは約10倍。純資産の何倍に買われているかを見る指標PBRでは1.1倍で、フアンダメンタル面ではまだ過熱感というほどの状態ではない。むしろ割安と判断するケースもあるかもしれない。
3月末と9月末には年予定配当の100円が半分ずつもらえる権利が確定するが(実際の受け取りは6月下旬から7月初旬前後)、現株価での利回りは2.4%でこれもまずまず、悪くない。浮動株は11%台と少なめながら、適度な流動性もある。
アベノミクス&クロトンのタッグで「日本をデフレから脱却させる」という日本再生に金融セクターの健全稼働は必需なので金融セクターの同社はある意味、復活のシンボルともいえる。
同社の株価が失速するようではアベノミクス&クロトン相場もおぼつかない。逆説をいえば同社の株価が伸び悩めば、相場の先行きに変動要素が意識されるともいえる。
NY株高と日経先物高で日本株式全体にあとまだもう少しの伸び、糊代が残っているという観点から同社の展開を見守りたい。日・週・月ベースでなお展開が期待できると考えるが予算と相談しながらミニ株、端株、単元株での投資を検討してみてはどうだろう。ただし、今から、コツコツ積立では流れに乗りにくい銘柄といえる。
そこでファンダメンタルを見てみよう。予想一株純利益の何倍買われているかを見る指標PERでは約10倍。純資産の何倍に買われているかを見る指標PBRでは1.1倍で、フアンダメンタル面ではまだ過熱感というほどの状態ではない。むしろ割安と判断するケースもあるかもしれない。
3月末と9月末には年予定配当の100円が半分ずつもらえる権利が確定するが(実際の受け取りは6月下旬から7月初旬前後)、現株価での利回りは2.4%でこれもまずまず、悪くない。浮動株は11%台と少なめながら、適度な流動性もある。
アベノミクス&クロトンのタッグで「日本をデフレから脱却させる」という日本再生に金融セクターの健全稼働は必需なので金融セクターの同社はある意味、復活のシンボルともいえる。
同社の株価が失速するようではアベノミクス&クロトン相場もおぼつかない。逆説をいえば同社の株価が伸び悩めば、相場の先行きに変動要素が意識されるともいえる。
NY株高と日経先物高で日本株式全体にあとまだもう少しの伸び、糊代が残っているという観点から同社の展開を見守りたい。日・週・月ベースでなお展開が期待できると考えるが予算と相談しながらミニ株、端株、単元株での投資を検討してみてはどうだろう。ただし、今から、コツコツ積立では流れに乗りにくい銘柄といえる。